Oracle 9i Client install
クライアントのインストール例です。
極めてシンプルな構成を想定した手順を示しているので常にこれと同じ手順でよい訳ではありません。
又、Oracleのバージョンやインストール先のOS、ネットワーク環境などの違いによって表示される画面は若干違うかも知れません。
【参考情報 】
OS | :Windows Xp |
データベース種類 | :Oracle 9i Enterprise Edition |
データベース名 | :IPFDB |
CDドライブにCDを入れてインストールを開始しましょ。
CDドライブの自動再生が有効になっていればこの画面が表示されます。
インストールですから 【次】ボタンで先に進みましょう
インストール先の名前とパスを指定します。
支障が無ければデフォルトの場所で構いません。
デフォルト以外のドライブや名前を付けたい場合はここで変更します。
この場所にインストールされます。
気になる方はインストール終了後に確認して見て下さい。
クライアントのインストールですから「Oracle9i Client 9.2.0.1.0」を選択します。
インストール内容は、選択肢の下に書かれているのでそちらを見て下さい。
インストールタイプを選択します。
管理者 | データベースを管理するツールが含まれます。 データベースの構築や管理を行う必要のある方はこれを選択します。 |
プログラマ | 対話ツールなどデータベース開発に必要なセットがインストールされます。 |
アプリケーション・ユーザー | オラクルに接続して利用するためのセットがインストールされます。 Sql*Plusなどのツールはインストールされません。 |
アプリケーション開発用のマシンにインストールするなら【プログラマ】、
開発したアプリケーションを利用するマシンなら【アプリケーション・ユーザー】です。
ポート番号を指定します。
通常はデフォルトのままに…
選択した内容が表示されます。【インストール】で進みましょう。
内容に問題があるなら【前】ボタンで戻りましょう。
しばらくファイルのコピーが続きます。
ここらでちょっと休憩でも..(^o^)y-.oO
..と気を抜いていると次のCDを要求してきます。
CDを入れ替えて「OK」をポン!
またCDを入れ替えて「OK」をポン!
3枚構成なのでこれで終わりですね。
【標準構成の実行】にチェックを入れます。
【ネット・サービス名を自分で作成する。・・・】を選択します。
IceProbeにはディレクトリ・サービスはないので、ネット・サービス名の作成を選択しました。
【Oracle8i以上のデータベースまたはサービス】を選択します。
サービス名を入力します。
IceProbeには「ipfdb」に接続するので、その名前を入力しました。
ネットワークプロトコルを選択します。
IceProbeでは、「TCP」を使用しているので、それを選択しました。
データベースのホスト名とTCPポート番号を入力します。
IceProbeのデータベース・コンピュータは「CHOCO」という名前のサーバーに導入されているので、 その名前を入力しました。
又、TCPポート番号は標準ポート番号を使用しています。
今まで入力した設定で接続テストを行います。
接続可能な状態なら念のためテストしておきましょう。
もしデータベースサーバーが起動していなかったり、ネットワークがつながっていない場合は、ひとまず【テストしません】を選択してスキップしましょう。
テストは成功しましたか?
デフォルトでユーザー名/パスワードは、「scott/tiger」になっています。
今回はデフォルトのデータベースが導入されていないのでエラーが出ました。
本来の接続先データベースに登録されているユーザー名でテストする必要があります。
【ログインの変更】を押して実際に接続可能なユーザー名/パスワードで再度テストして見て下さい。
私はいつも「system/??????」でテストしています。
※??????は、サーバーインストール時に設定したものを使います。
「system/manager」で接続して見ます。
テストは成功しましたね?
接続できなかった場合は、どこかに問題があります。
クライアントのインストールに失敗しているとは限らないので、サーバー側の設定も問題ないか?経路を全て確認する必要があります。
今回はこれで終りなので、【いいえ】を選択します。
【次へ】です。
【完了】です。
これでクライアントのインストールは完了です。
「終了」で終りましょう。
続けてOracle Enterprise Managerコンソールを開いて見ましょう。
ポップアップした画面です。
先ほど追加したサービスがリストアップされていますね。
ラジオボタンを切り替えて選択可能にし、追加したサービスの選択を有効にします。
データベースが追加され、視覚的に操作できるようになりました。
Oracle Enterprise Managerコンソールを使うとコマンドを知らなくてもいろいろと操作できて便利ですね。
もちろんコマンドを知っているベテランでも入力の手間もなく、各種の情報が簡単に得られるので使わない手はないですね。